[2021レゴエクスプローラー②] アイデアを形にする面白さ

レゴエクスプローラー、2回目の実習です。

今日は「物流センター」をテーマにした課題制作と、配送時の「仕分け」をテーマにしたプログラムに挑戦です。

今年の大会のテーマは、「物流」。
貨物船が港にやってきて、荷物を陸にあげ、仕分けをして、トラックに載せて…。身近な視点からロジスティクスの世界の概要を学びながら、より良いシステム・サービスのアイデアを考えます。

役に立つシステムやサービスを考えるには、それを実現するための道具が必要です。WEDO2.0のキットを元に、モーターとセンサーを使ったロボットの課題に取り組みます。モーターとセンサーそのものはただの「装置」ですが、それをどう使うかは子供たち次第。「物流」というテーマの中で、道具や装置をどう活用するのか。

課題を終えると、色々なアイデアが生まれます。

みんな、思いついたアイデアを次から次へと表現します。
・車がぶつからないように、センサーで自動で止まるようにしよう
・ぶつかりそうなときは、「あぶない!」と音を出すようにしよう
・モーターを使って、船から荷物を釣り上げられないか
・モーターと歯車を使って、エレベーターやベルトコンベアーを作れないか
・トラックの運転手の名前は「山田」にしよう

思いついたアイデアを試すために、ブロックを選んで、モーターを使って、プログラムを作ってみる。上手くいかなかったらやり直し。もう一回やってみてもやっぱり上手くいかない。それでもすこしだけ良くなった。次はこのブロックを使って、プログラムを少し書き換えて、もっと良くなった。けれどももっと良くなりそうなアイデアを思いついた。いったん最初から作り直して…。

「完成!」までのこの繰り返し・プロセスが、何よりも面白く、クリエイティブなことなのです。まだ2回目ですが、みんなそのことをなんとなく感じてくれているように見えました。

これから約2ヶ月。今年のチームがどんな作品を作り上げ、どんな発表をしてくれるのか、いまからとても楽しみです。